大飯原発再稼働を考える
大飯原発3号機、4号機の再稼働が決定し、既に3号機は発電にこぎつけた。
さらに4号機もまもなく発電を開始、関西電力管内の節電要請は15%から10%に緩和されるという。
今夏の原発再稼働は電力需給上必要と言われているが、反対意見も多く、毎週金曜日の反原発デモ参加者は増加の一途となっている。
私自身は原発は廃棄物処理が確定していない中での運転には将来禍根を残すと考えており、福島第一原発事故以前から反対であるが、現段階で再稼働しないという主張ではなく、代替エネルギーの確保や節電技術開発の進展ともに原発依存度を下げていく、ソフトランディングが良いと考えている。
しかしながら、大飯原発はというと、既にマスコミでも取り上げられているように、原発直下に断層があり、活断層の疑いを指摘する専門家もいる中、再稼働を強行すべきではなかったのではないか。
再稼働ありきで物事を決定し、進めていくやり方が官僚的に思え、また政府の意思決定方法自体も法的根拠に乏しいやり方に見え、不安を感じている。
既に再稼働したのであればやむを得ないが、断層調査を早期に実施し、危険との判断があれば即刻停止すべきと考える。
国民の安全・安心を最優先でエネルギー政策を進めて欲しい。
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