競争と公平感

友人のおかげで、大竹文雄「競争と公平感」中公新書をの本を知りました。

図書館で借り、通勤時間帯など隙間を利用した読書だったので、なかなか読み進みませんでしたが、なかなか面白い本でした。

他の方にも勧めたい新書です。

副題に、市場競争の本当のメリット、とあるように、市場競争にいていろいろな角度から解説していますが、私にとっては、市場競争によって得られる成果に対し、どう評価するかという価値観についての解説のように読めました。

自分自身の考え方に適合しているので、抵抗感はありませんでしたが、立場が異なる人達には大きな違和感があるかもしれません。

いずれにしても、政策評価としても１つの物差しを提供してくれており、有益な書物です。

持っていても惜しくないので、やっぱり、買うかな。